秀衡椀 1個 桃山時代
価格 15万円(税込)
口径13.3~13.7㎝ 高台径7.3~7.5㎝ 高さ7.7~7.9㎝ 重さ121g 容量cc。大振りな三ツ椀の入れ子椀の一ノ椀(大椀)で、口縁部は少し内傾し胴部は丸く張り高台部は外に開く撥高台に作られています。胴部文様は三分割され、口縁部分に雲形の文様が朱漆で描かれ菱形と短冊形の切箔が貼ってありましたが剥落しています。雲形の切れ目の広い部分には朱漆で竹と菊花が描かれていますが剥落が見られます。口縁部に1ヶ所後世の直しがあり、高台部も塗り直しされていますが、一部に本来の黒漆や朱漆.断文が見られます。内側は朱漆が剥がれ下地の黒漆が出ており断文が見られます。底部の削り込みは約1.0㎝で黒漆の剥がれや断文が見られます。木5-43