古根来隅切折敷（３） 室町～桃山時代
価格 ６万円（税込）
２８.０ｘ２８.０㎝ 口縁部の幅０.５～０.６㎝ 高さ２.０㎝（内側高さ１.２～１.４㎝）重さ２６８ｇ。隅切八角形の小振りの折敷で、底部は黒漆・他の部分は朱漆が塗られており、側面部の立ち上がり部分には下地の布着せが確認出来ます。総体的には綺麗な朱漆が良く残り、下塗りの黒が露出して部分がやや多めに見られます。全体的に使用による擦れが見られますが塗り直しはしておりません。中央部に大き目なヒビが二筋あり、底部に補修痕が見られます。その他表面・底面にヒビ状の筋が見られますが、大きなダメージではなく補修も施されておりません。底板に朱漆で「上吉」とあります。時代物としては保存状態は良好で現役で使用出来ます。コレクター氏から纏めて譲り受けた5枚の内の1枚です。木11-76
