黒漆塗大蓋物(大香合か) 室町~桃山時代
価格 20万円(税込)
径44,0㎝ 高11,0㎝ 重さ2,8㎏。桃山時代を下ることはないと思います。四足のふたつが欠けています。蓋部分は3段からなり.上面には瑞鳥の鳳凰,仙獣として尊ばれた鹿(麒麟かも)や瑞雲,花などの文様が彫り込まれ、かっては金彩か銀彩で飾られていたとようで一部残っている部分がありますが、現在では色落ちて彫り線がうっすらと見えるだけです。2段目にも同様な文様が見られます。蓋裏や身の内部は比較的綺麗に漆も残っており.姿が映ります。大きな断文が見られます。底部の縁部分は黒漆が剥げ.下地の赤漆が出ており.剥がれて中の木屎が見え部分もあります。底部も漆が綺麗に残っていますが断文も見られます。東北地方専門の買い出しや氏から買い取りましたが、東北地方の超有名なお寺さんから買い出してきたお品だそうです。木1-16