李朝飴釉鳥絵八面取壺 李朝時代後期
価格 5万円(税込)
口径9,3㎝ 胴径13,5㎝ 高台径7,2㎝ 高さ12,8㎝。頸部は1,5㎝程あり口縁部はやや外反しています。全面に飴釉薬が掛けられ貫入が見られ、また胴下など部分部分で発色が異なり、窯の中で焼成中に出来た偶然の景色の美しさなど見所の多い壺です。胴部は八面取りされていますが、特筆すべきは四面(一面おき)に絵が描かれていることです。内二面の絵は何か解りませんが、残りの二面には鳥が1羽ずつ描かれています。1羽は嘴を下にして餌を啄ばんでいる様な姿,1羽は嘴を水平にして羽を広げ飛び立とうとしている様に見えます。飴釉面取壺にありがちな厭らしさはなく寧ろ上品な女性的な感じのする壺です。