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染付VOCマーク入りガリポット(オランダ製) 江戸時代

価格 20万円(税別)

口部を二重にした首の長い瓶で薬瓶として用いられたと言われています。口径3,7㎝ 底径7,5㎝ 高20,8㎝ 容量1100cc。頸部から胴下部まで編紐の様なもので巻かれ更に漆を塗って補強されており持ち歩いて使用したのでしょう。「VOC」のマークのところだけ見えるようになっています(見せることに意味があったのでしょう)。VOCの廻りの染付線には呉須で塗りつぶした葉と上下2ヶ所に花文が見えます。良く観察すると右横や右斜め上に染付の一部が見えるので本来はもっと絵があるのだと思います。胎土は伊万里ではなく寧ろオランダのデルフト窯の様に見えます。江戸時代前期から中期にかけて、ジャワ島のバタビアに置かれたオランダ東インド会社を経由してオランダに輸出された伊万里焼とは明らかに違います。因みにオランダ東インド株式会社は1799年に解散しているので本品はそれ以前の物なのでしょう。兎に角時代もあり珍品です。我国の蘭法医が液体の薬を入れて使用していたのでしょう。なお平成13年8月1日発行の鳥栖市の広報に同市の「中冨記念くすり博物館」に伊万里焼で本品同様に頸部から胴下部まで編紐の様なもので巻かれた染付VOCマーク入りのガリポットが紹介されています。

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