瀬戸獅子大香炉(1) 江戸時代中期
価格 25万円(税込)
体部高20.0㎝ 幅20.0㎝ 奥行き28.5㎝ 頭部高16.8㎝ 幅17.0㎝ 奥行き17.5㎝ 総高34.5㎝ 総重量5.6kg。「瀬戸の江戸後期のもの」「瀬戸志野ではないか」「萩の江戸中期のもの」と同業者の焼き物好きな人たちでも考えが違います。これがまた骨董の面白いところではないかと思うようになってきました。右側の大きな髭が欠けているだけでキズはありません。頭頂部や髭の先端等白い部分と体部の赤味を帯びている部分とがあり、また汚れている部分も掃除をすれば綺麗になりそうな気もしますが現状のままでも気になりません。頭内部は煙で茶黒に変色していますが体内部は灰白色(灰を入れてあった様な痕跡あり)で、力強い足の踏ん張り,大きな鼻,鋭い眼光,髭の表現,背や足の筋肉など素晴らしい出来栄えです。15年程前に大きな米作農家から米の買い付け人が買い出して来たものを譲り受けました。私は志野焼ではないかと考えていますが、皆さんはどう思いますか。実に堂々とした大獅子香炉です。その他20-1