革地金工金具煙草入・在名緒締・堅木彫根付古玩（11） 江戸～明治時代
価格 ３万円（税込）
所謂一つ提げ革地煙草入れで袋は１１.５ｘ８.０㎝で全体に施された文様も手が込んでいて素敵で、内側の前袋は印伝を紺色に染め台形の文様が二段に施文されています。銅製の前金具は一軒の茅葺き農家を表現していますが、立ち働く人物２人・柳の大木が刻まれています。裏金具と止め金具は真鍮製で.止め金具の台は銀製です。家型の鹿角製（？）緒締には「白匠」の銘が刻まれています。堅木（紫檀か）彫根付には岩に囲まれた石段の上にお堂があり.片面には渦状に刻まれたダリアのような花と大きな葉が彫られています。ダリアの和名は「天竺牡丹」と言い江戸時代にオランダ人が持ち込んだ際に、花が牡丹の花に似ていたので名付けられたそうです。ダリアだとしたら新しもの好きの江戸っ子が直に飛び付きそうで面白いですね。時代物ですので擦れ.汚れ.イタミがありますので詳細については画像にてご判断お願い致します。上11-16
