美濃鉄釉ひょうそく(蓋無型) 江戸時代中期~後期
価格 15000円(税込)
口径4.7㎝ 胴径7.7㎝ 注口~持手部11.8㎝ 受皿径9.3㎝ 底径6.0㎝ 高さ7.5㎝(持手部)重さ318g 容量100cc。底部周りを除き鉄釉が掛けられています。(イグサの)撚り紐を注口部から垂らして火を灯せば、実用的な大きな取っ手が付いていますので持ち歩き出来ますし、台座が皿形になっており、こぼれた油を受ける構造になっています。江戸時代の庶民は菜種油は高価で鰯など安い魚の脂の倍以上もしたので、臭みが強い魚油や動物油を使わざるを得なかったようです。いずれにしても本品のような出来の良い「ひょうそく」を使えるのは裕福な人達だったのでしょう。なお、未使用品ですので水滴にも使用出来ます。その他16-10