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志野織部向付(茶碗)   江戸時代前期~中期   

価格 9万円(税込)

口径7.5~8.8㎝ 高台径5.4㎝ 高さ7.2~7.5㎝ 重さ198g 容量260cc。本品は火入または冬季に良く用いられる筒形の茶碗で、口縁部は外反し.直下で括れ緩やかに膨らみ.胴中央部で大きく窪み.下部で膨らみ.最下部で屈曲し高台部に移行しています。口縁部下の2.8㎝程の膨らみ部に鉄絵の葉唐草文が一周し、それより下部には5本の鉄絵横線文が途切れながら器面を廻っています。全面に掛けられた長石釉は薄めで透明感があり、口縁部の鉄絵は鮮やかに黒く.茶色に発色し、胴部輪線文は太く細く描かれ、濃く薄く発色しアクセントをつけており、志野織部としてはすっきりした仕上がりになっています。全面に細かい魚子貫入が見られ、口縁部(口唇)上には鉄釉が塗られ、口縁部外側に2ヶ所の直しがあり、見込み部にはピン跡も見られます。古い合わせの桐箱入りで紐も時代もので切れそうです。下箱脇には「に二十七 志野織部火入 千松庵什」と蔵番号と所有者の墨書のある古い和紙が貼ってあります。火入とするならば内部まで施釉されているのは時代のある証で、桃山~江戸時代初期に多く見られ、現在ではその時代の大き目な火入は茶碗に見立てられています。本品は大きさと作行から見て火入とは考えられず、口縁部の二ヶ所を押し込んでいるので向付か茶碗と考えています。今日では焼酎のお湯割りやロックで使用してはどうでしょうか。その他27-96 

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