三島手刷毛目茶碗 江戸時代後期
価格 5万円(税込)
口径15.1㎝ 高台径5.8㎝ 高さ5.8~6.0㎝ 重さ242g。土見せ部の胎土を見ると褐色系ですので九州の産で高田焼か小代焼ではないかと考えていますが、高田焼(八代焼)は土に赤みがあるので小代焼のような気がします。薄作りで.内側は4段に亘って文様が施され暦手文・花文・円形文・斜線文が見られます。外側は刷毛目文が一周しており、内外で文様が異なる点が珍しく興味があります。収納箱は古い「落とし戸箱」で、蓋の中央に「彫三島茶盌」と墨書のある青い貼紙があります。本品の実際の色は黄色みがかった茶色で写真の3枚目と6枚目が実物の色に近く、拡大写真はフラッシュの関係で灰色がかっています。茶15-18