鯛に跨る恵比寿根付（16） 黄楊製 明治時代
価格 １０万円（税込）
３,８ｘ４,０㎝ 高さ５.６㎝ 重さ２８ｇ。大きな鯛に馬乗りになり頭と胸ビレを握りしめている笑顔の恵比寿様。落されまいとして両足の爪先を立てて踏ん張っていますが、鯛は逃れようとして必死で暴れようとしている目の様子がリアルに表現されています。全体の彫も細部にいたるまで実に見事であり、背中の鯛の尻尾の左側に「玉山」と読める銘が彫り込まれているが、或いは天保１４年（１８４３）～大正１２年（１９２３）の旭玉山（髑髏を精巧に彫り出した作品で知られる）の作品なのでしょうか。経年変化による汚れや多少の擦れ,イタミは大目に見てください。根1－13
