煙管(12) 江戸~明治時代 銀製

価格 2万円(税込)
長さ19.4㎝ 重さ49g。雁首部は4.9㎝ 吸い口部は7.4㎝で口元部には金が被せてあります。雁首部の右側面には竹の文様が残っていますが、正面部は吸い殻落とし(灰吹)の縁に叩きつけるためだいぶキズ付いており文様の一部が消えています。 吸い口部の口元を除く部分には牡丹花.梅の木.竹が高肉彫りされた見事なお品です。羅宇には節があり長楕円形の黒い文様が4ヶ確認出来ますが、斑が入っているラオス産の竹なのか.日本産の竹に羅宇づくりの職人が細工を施したものなのかは解かりません。いずれにしても(純)銀製のキセルを惜しげもなく灰吹に叩きつけて吸い殻を落としていたのですからお大尽の持ち物だったのでしょう。