古伊万里梅竹雁文蕎麦猪口(206) 江戸時代中期(初期手) 本物保証
価格 4万円(税込)
口径6.7~7.0㎝ 底径4.7㎝の上げ底 高さ5.6㎝ 重さ97g 容量cc。所謂蕎麦猪口の初期手に属するもので生掛けの痕跡が随所に見られます。トロっとした感触が蕎麦猪口コレクターを魅了します。表面には梅の蕾と竹葉文.裏側には1羽の雁が飛んでいます。内側は無文で外側胴下部に3本の染付線が廻り、薄呉須の絵付けと生掛けの味が相俟っています。口縁部の一部が窪んでいますが釉が掛かっています。畳付き部は幾分赤みを帯びていますが、私がコレクターの仲間入りをした45年程前はこの手の猪口までを古伊万里と言っていましたが、時代が移り変わりこの手の猪口が中々出て来ませんので現在では江戸時代のものを古伊万里と称したり、江戸物と称しているようです。器の内外に釉の流れた痕や溜まった部分が見られますが、それもまた魅力のひとつでしょう。