初期伊万里破片(2) 6点 江戸時代初期
価格 1万円(税込)
百間窯出土の茶碗と思われる破片を紹介します。大きな破片は口縁部と底部がありますが、小さなものは口縁部と底部のみになります。雪輪と草文.蔦文.松と草文.葡萄文.梅文.草文など文様は区々です、焼成もしっかり焼けているもの.貫入の見られるものがあります。高台部に染付線が廻るものが3点.廻らないものが2点.不明1点です。高台内に染付円線が廻っているものや、高台内部が深く彫り込まれ砂が付着しているものもあります。陶片は一級の資料ですので収集をお勧めします。特に高台のあるもの.口縁の残っているもの.文様のある陶片.徳利などの内面は、その部分部分が比較し易く釉薬のなじみ具合.厚さ.箆使いなどは完品を撫ぜるよりも教えられるところが多く参考になります。伊24-64