銅造不動明王立像(火中仏の1) 鎌倉時代
価格 18万円(税込)
横幅7.0㎝ 奥行4.0㎝ 高さ16.0㎝ 重さ1.2㎏。光背の一部と左手に執る羂索を欠損していますが他に大きなキズ気はありません。頭髪は螺髪.顔は両眼を見開き.忿怒の形相をしているようにも見えますが、優し気なお顔にも見えます。下げた左手に羂索を執っていたのでしょう。右手の腰脇に持った剣は右肩に掛かり、腰を捻って左足をやや開いて岩座に立っています。三道があり.身を胸飾.臂釧.腕釧で飾り、条帛.裳を着けています。小仏ながら時代のある上作ですので本来は鍍金が施されていたのでしょうが、火中し取れてしまったのでしょう。欲目で見ると岩座の中央から右側と背側に小さく光るような部分がありますが、僅かに残った鍍金でしょうか。緑青が出ている部分があります。写真13枚を掲載しましたので良くご覧ください。仏1-2