李朝堅手茶碗 李朝時代中期
価格 7万円(税込)
口径13.8~14.0㎝ 高台径7.0㎝ 高さ8.6~9.2㎝ 重さ450g。堅手の色合は灰色.白磁に近いもの.青みのあるもの.茶色などがありますが、本品は白灰色で堅く締まった磁質の素地は堅手の特徴を示しています。全体に厚手に作られ重さも一般的な堅手茶碗の重量300gを超えています。高台は竹節状に削りだされ.外側に開く撥形で.高台内は丸く削り込まれ.中央部に径3.5㎝程の円線が廻り.中心に小さな兜金が見られます。高台内の一部が薄褐色になっていますが、恐らく総釉で畳付き部は拭き取られていると思われます。内側には青みのある部分.薄桃色の部分があり、外側にも青みのある部分と薄桃色の部分があり、更に口縁部下の一部には文様のように発色している部分.青い三筋の垂れなども見られます。内外に見られるピンポールも薄桃色に変色し始めており、使い込んで行けば更に変化に富んだ景色に育つと思います。元箱か否かは解りませんが古箱(桟直し.竹釘抜け.割れ等のイタミあり)入りです。茶14-9