古伊万里八仙人図蓋物 江戸時代後期
価格 2万円(税込)
口径21.9㎝ 高台径13.2㎝ 高さ12.7㎝ 重さ1.8㎏。蓋部の頂上部内には鶴の上に立つ高士が描かれていますが、中国西湖中の孤山に隠れ住んで、梅を妻とし鶴を子として生涯を終えたとされる林和靖を描いているのでしょうか。その周りには瑞雲の上に立つ八仙人と思われる人物が描かれています。瓢箪を持つ鉄拐.剣を背負う呂洞賓.花籠を両手で持つ藍采和.笛を吹く韓湘子.芭蕉扇を持つ漢鍾離.蓮の花を入れた籠を竿に下げた何仙姑.楽器を持つ張果老.玉製の板を持つ曹国舅のように見えます。本体(下部)の胴部にも同様の八仙人が描かれています。蓋裏には6個の瑞雲が描かれており、呉須の発色.焼成とも良好です。