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御深井焼呉須鉄釉片口鉢   江戸時代中期~後期  

価格 4万円(税込)

径17,0~19,5㎝ 持手部~注口まで23,8㎝ 高台径9,2~9,4㎝ 高さ9,3~9,7㎝ 重さ930g。口縁部2ヶ所に大きな金直し.内側に大きなひっきが2ヶありますが文様の中に溶け込んでいるように思えます。高台部を除き灰釉に長石を加えて透明度を高めた釉が掛けられ貫入が見られ、釉薬が溜まる箇所はガラス質化し透明な緑色や青色に見え景を加えています。内外共に施釉されていない所が多々ありますが景色として調和している様に見えます。外側口縁部と持ち手部には呉須と鉄釉で文様が描かれています。持ち手部には呉須で花が描かれ鉄釉が添えられていますが、意識的に鉄釉を塗り重ね小さな丸を付け辰砂の様に発色させアクセントとしています。明からの帰化人陳元贇が寛永(1624~1644)の頃に瀬戸産の陶土を用いた素地に呉須で絵付けし白青色の透明な釉を施した安南染付風の陶器を焼き(元贇焼)、これを模倣した作品を御深井焼と総称したと言われていますが、 後に瀬戸の工人がこの方法を模して種々の器を製作しましたが本品もその一つと考えられます。還元焔焼成により呉須の青色を発色させるのは至難の業であったようですが、本品ではこの呉須が効果的に使用され景色を作り出しています。説明文を書きながらチラチラ見ていますが「痘痕が笑窪に見えるお品」だと思います。用心箱に収納しました。その他24-94

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