木彫十一面観音立像（念持仏仕立）厨子入 鎌倉時代（仏像のみ）
価格 ７万円（税込）
厨子の大きさ１１.９ｘ４.６㎝（金具含）厚さ３.１㎝ 重さ３５g（仏像含）。十一面観音は高さ６㎝強.台座を含めると８㎝強で、苦しんでいる人を見つけるために頭上に１０または１１の顔があり全方向を見守っているとされています。左手に水瓶を持ち.右手は五指を伸ばした与願印を結んでいると思いますが指先を欠損しています。仏像本体は鎌倉時代の化仏であり、江戸時代に鍍金の光背を付け.厨子に収めて念持仏に仕立たものと思います。念持仏は個人が身辺に置き私的に礼拝するための仏像で、持仏.枕本尊.内仏.守本尊などと呼ばれ、小型のものは厨子に安置する場合が多いようです。仏8-90
