銀製丸大根と鼠図帯留め 明治時代 作家もの
価格 15000円(税込)
本体は6.8x2.9㎝ 厚さ1㎜ 重さ25g。左上部から右下部にかけて直線が見られ下地を2分しており、強いて言えば上部が黒地.下部が赤地に分けられています(裏側では顕著に見分けられます)。表面の文様は京都の伝統野菜の一つである聖護院大根のような、大小の葉付丸大根が2個中央部に刻まれ、大根に纏わりつくように鼠が2匹描かれているお目出度い文様構成で、江戸時代からの人気の文様です。鼠は大黒様の使者で「ダイコン喰う ダイコクウ」に掛けた江戸っ子の駄洒落です。本品の大黒ネズミは福神である大黒天のお使いで、白いネズミとされているので銀色で表現されています。葉の色も赤.金で飾られ洒落た作りに仕上がり、「作者銘と刻」の文字がありますが.作者名の上の字が判読出来ません。新しい用心箱入り。