古伊万里牡丹桔梗水仙文蕎麦猪口（128） 柿右衛門手 江戸時代中期 本物保証
価格 １２０００円（税込）
口径９.３㎝ 底径６.８㎝の蛇の目底 高さ７.０㎝。口縁部内側に大ハマグリがあり、大きさから見て蕎麦猪口というより寧ろ大向付なのでしょう。蛇の目の部分が径３.０㎝あり二重角線内に「渦福」銘が見られます。内部は無文ですが胴部文様は牡丹.桔梗.草花で飾られ、一見して並品との違いが理解出来ます。１８世紀中頃の作品で大店などの富裕層の調度品と考えられます。豪商などが頭角を現し贅沢品を揃え.町人や一部農民の生活も派手になり、やがて寛政２年（１７９０）の奢侈禁止令に繋がっていくのだと考えています。
