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木彫漆箔阿弥陀仏立像 平安~鎌倉時代

価格 25万円(税込)

総高25,8㎝ 像高23,4㎝ 重さ170g 顔や耳,胸,手の一部に漆箔が残っており、地肌の見える胸や腹の部分の木肌は赤味を帯びている。右手右足を欠いているが腹の膨らみ具合などに古格を感じる。頭部は肉髻をつくり螺髪の代わりに縄目状の髪で表し、上瞼の線は円弧を描き目はややつり上がり,口は下唇が小さく顎にかけて膨らみを持っている。右手を欠いているが左手の印から見て恐らく右手は胸前に上げ、左手同様に親指と人差し指の先を接する阿弥陀如来の定印である来迎印を結んでいるのであろうと推測される。袈裟は偏袒右肩(本品は右肩の肩先に一部が残る)。袈裟の彫も深く鋭い。台座は後世のもの。

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