備前焼種子蒔き権兵衛像 置物 明治時代
価格 6000円(税込)
高さ18.5㎝ 横幅10.0㎝ 奥行9.5㎝ 重さ700g 「権兵衛が種まきゃ カラスがほじくる」は、三重県に伝わる民話「種まき権兵衛」の有名なフレーズ,これを元にした民謡・俗謡『ズンベラ節』(明治時代初めに庶民の間で歌われた曲)の一節でも「 権兵衛が種撒きゃ 烏がほじくる 三度に一度は追わずばなるまい」と歌われていました。70年程前に聴いたことがあるような気がします。江戸時代後期になると煌びやかな焼物がもてはやされ、伝統ある備前焼も衰退し幕末から明治時代にかけて細工物等を細々と製作するようになりますが、本品はそうした時代のものでしょうが細部まで備前焼の技術が生かされた作品です。故コレクター氏の蒐集品をお譲り頂きましたがその中のひとつです。