唐津斑釉茶碗(2) 江戸時代

価格 4万円(税込)
口径13.0㎝ 高台径5.0㎝ 高さ6.9㎝ 重さ314g。露胎部を見ると赤褐色でカリカリに焼成されており、高台内には兜巾が見られます。斑唐津の釉薬は良く解かっていない部分が多いようですが、恐らくイネ科など珪酸分の多い草灰・土石・木灰を合わせた釉薬だろうと言われています。これらの原料の組み合わせと分量の違いにより出来上がりに大きな差が出て来るのでしょう。胴部に4か所釉薬の垂れがあり景色になっており、見込み部と高台周に円形の裂けが見られますが、高台部の造りかたと.良く焼成されているが故の現象でしょうか。見込み部の状態を観ると良く使用されていたようですし、水を入れても漏れることはありません。茶16-27