初期伊万里山水文猪口(掘りの手)(2) 江戸時代初期 本物保証
価格 8万円(税込)
口径6.5㎝ 高台径3.2㎝ 高さ4.4~4.6㎝ 重さ65g 容量50cc。初期の掘りの手(発掘手)としてはキズ気も少なく綺麗に焼き上がっています。口縁部が歪みニユーがあるので物原に捨てられたものでしょうが、コレクター氏が取り上げヒッツキを落とし本金で繕った発掘伝世品ですが初期伊万里好きのコレクター氏にとっては許容範囲でしょう。口縁部の内外と高台部との境に薄い染付線が廻り、胴部には山水図が描かれています。生掛け焼成で白磁部分もしっとりとしており如何にも初期伊万里という顔をしています。畳付き部が幾分赤らんでいます。酒盃として使用するのでしょうが本来は煎茶碗として作られたのでしょう。当時お煎茶を嗜む人は特別な人達ですので作られた数にも限りがありますので、伝世品など見たこともありません。時折見掛ける「掘りの手」の内でも状態の良いものと思います。伊22-27