◎古伊万里並菖蒲文蕎麦猪口(270) 初期手 江戸時代中期 本物保証
価格 10万円(税込)
口径7.05~7.15㎝ 底径4,8㎝ 高5,9㎝ 重さ103g 容量90cc。初期手猪口に見られる特徴の一つである(0,7㎝程の)上げ底高台で、口縁部に比して底部が窄まり、高台畳付部は若干薄桃色を帯ているなど初期手蕎麦猪口の特徴が見られます。文様も初期手に多い2株菖蒲と裏側1株の3本菖蒲図ですが、花が開き始めたところで、どんな花が咲くのでしょうか。内部は無文で白磁部分のうち釉が厚く掛かっている部分は青みを帯びています。また器面全体がゴツゴツしており、特に表面の文様のない部分や口縁部内側では顕著です。生掛け製法の割には色が白く.味も良く出ています。菖蒲は古来より邪気を払い.精気を呼び込む花として愛好されていました。私自身がコレクターだった20数年前に5客組で購入したものの一つです。 伊22-29