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初期伊万里花蝶文鶴首徳利   江戸時代初期   

価格 20万円(税込)

口径4.0㎝ 胴径8.3㎝ 高台径5.5㎝ 高さ19.1㎝ 重さ360g 容量350cc。口縁部は幅を持ち.外反してラッパ状に立ち上がっていますが、このような口作りは初期伊万里には多く見られます。頸部は細く.長い鶴首に作られていますが、細身に作られた胴部にマッチしています。頸部から肩部に掛けて3本.胴下部に1本.高台部に2本の染付線が廻り、肩部に鋸歯文.胴部に牡丹花文と蝶が描かれています。高台部は綺麗な削り出し高台ですので、高台部のない上げ底の最古の徳利に次ぐものと考えています。初期伊万里の魅力は素焼きをしない生掛け焼成による「トロット」した乳白色の潤みある滋肌に、柔らかな呉須絵が余白を残して描かれているところにあると思います。本品は口縁部に経年使用によるホツや.ホツから生じた小ニュー.胴部に大き目なヒッツキがありますが、女性的な細身の優雅な立ち姿と涼しげな呉須の発色が魅力的で、初期伊万里好きなコレクター氏にも及第点を頂けるものと思います。伊4-21 
  

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