満州軍総司令部凱旋紀念切符 明治38年12月17日東京市街鉄道株式会社発行 美品
価格 35万円(税込)
4,6x10,6㎝ 「往復金七銭 通用当日限り 使用後御持帰り御随意」とあるので持ち帰った人が多く、その為に残ったのでしょう。本品は平成の初め頃に「何でも鑑定団」というテレビ番組に出品されたそのもので、知人の切手コレクター氏が東京住の出品者に相談を持ち掛け、直接譲り受けたそうで、その時の鑑定額は50万円とか。現在の相場も50万円前後と聞いています。右側下に「ゆき」左側下に「かへり」とあり共にハートマークの様な鋏が入っていますので使用されたのでしょう。裏側が小々汚れていますが115年前の切符としては保存状態は良好です。わが国初の記念切符としてマニアの間で認知されている「幻の記念切符」だそうで、それ故にこの切符は偽物が多いそうです。グーグルで検索すると「茜堂の鐡路趣味」に大きく偽物の拡大写真が紹介され、偽物の特徴部分に灰色の大きな円が4ヵ所表示されていますが、本物との違いを明記するとより本物に近い偽物が出回ると言う理由で詳細は記しておられません。然し先日もあるオークションで偽物が可成りの高額で落札されていました。親切心で偽物の拡大写真を掲載された方の写真と本品と比較してください。偽物との相違点が理解出来ると思います。明治38年12月17日東京市街鉄道株式会社が発行した現在の都電の一日乗車券で、大山元帥の凱旋記念として発行されました。写真はプラスチック製のケースから取り出して撮影しました。上6-6
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