珉平焼三彩鉢 江戸時代後期
価格 2万円(税込)
口径14.2~14.6㎝ 高台径8.0㎝ 高さ5.4~5.6㎝ 重さ323g。文政年間 (1818~30) に淡路国三原郡稲田村の大地主賀集珉平が始めた窯で、天保5年 (1834) に京都から陶工尾形周平を招いて陶芸を学び,同13年に徳島藩主蜂須賀氏の官窯が同所に築かれ、珉平はその経営にもかかわりましたので、官窯と珉平の個人窯であった本窯で品格のある陶磁器が焼かれ海外にも輸出されて名声を博しました。三彩も珉平焼の定番の柄で黄色.緑.茶色の三色で文様が描かれていますが、明治維新後に官窯が廃され、珉平没後の明治16年(1833)本窯(個人の窯)を珉平の親族が買い取り淡陶社を設立しましたが廃窯になりました。その他25-23