東南アジアの蒟蒻印判皿(2) 17世紀 陶器製
価格 1万円(税込)
口径16.7㎝ 高台径9.0㎝ 高さ3.5~3.8㎝ 重さ286g。産地については詳らかでありませんが陶器製の蒟蒻印判皿です。裏側は無文で高台部周辺は無釉で、口縁部から胴中央部にかけて表側と同じ青みがかった白灰色の釉薬が掛けられており、見込み部には重ね焼きの痕が残り、その外側には6本の沈線文が廻り、呉須の蒟蒻印判が3個押され、見込み部中央にも釉薬の上に同様の蒟蒻印判が1個押され、沈線文と蒟蒻印判個で文様が構成されていますが(1)より上手で文様がはっきりしています。蒟蒻印判と言えば波左見焼しか頭に浮かびませんが、波左見では17世紀中葉からやく40年間東南アジアへ輸出していたそうですので、本品が輸出品なのか.彼の地で模倣して作られたものなのか興味が尽きません。その他28-7