九州系鉄釉茶碗 江戸時代前期~中期 時代箱入り
価格 3万円(税込)
口径12.8~13.0㎝ 高台径4.8㎝の割高台 高さ7.4~8.0㎝で口縁部は幾分山道状に作られ 重さは367gで手取りは重く古格を感じます。高台部とその周辺は露胎ですが、その他の部分には鉄釉薬が掛けられ黄褐色に発色し伊羅保釉に似た発色をしています。口縁部の内外は黒味がかった濃緑が雨だれ状に垂れており、極小粒が飛び出し伊羅保風です。外側は輪積痕が残り.高台高は1.0㎝あり若干外側に開いていて撥高台風です。高台内部は深く抉られ兜巾が見られます。一部虫喰いのある時代箱に麻袋に収まって収納されています。何処の産か断定できませんが胎土が茶褐色系ですので九州の産としました。茶12-6