古伊万里牡丹獅子唐草文・荒磯文八角小鉢 江戸時代中期 本物保証
価格 ２５０００円（税込）
口径１３.７～１３.８㎝ 高台径７.８㎝ 高さ４.９～５.０㎝ 重さ２５７ｇ。内側口縁部に逆染付で花文と波文を廻し、口縁部下と見込み部間の八区画内に牡丹花文と獅子文を交互に配し、見込み部には荒磯文と呼ばれる波間に踊る鯉の図を描いています。荒磯文は元禄期の有名な型物「金襴手荒磯文鉢」の見込み部に描かれている文様を写したものですが、描き方が丁寧です。裏側文様の描き方も手が込んでおり、二重蛸唐草文に４ヶの花を配した花唐草文で埋めています。高台内は蛇の目に作られ青みがかった釉が掛かっていますが、薄い青磁釉かも知れません。蛇の目は径４.３㎝あり.中に小さな方形染付を囲むように「冨貴長春」の染付銘がありますので１８世紀中頃の産でしょうか。新しい収納桐箱には元禄年代の墨書があります。伊23-13
