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李朝金沙里染付花文六面取壺   李朝時代中期   

価格 30万円(税込)

口径9.3㎝ 胴径15.2㎝ 底径8.7㎝ 高さ12.0~12.2㎝ 重さ915g。口縁部に黒く漆直しがありますが、その状態でコレクター氏が購入した時の金額は7桁の前半だったそうです。10年程前に四面の文様が解らない程金直しの金線が蜘蛛の巣状に施されている金沙里の染付角瓶が業者市場へ出品されたそうですが、大方の予想を大きく上回る700万円で落札されたと言う話を聞いたことがあります。金沙里の染付はそれほど数が少ないようです。コレクター氏も大事にし暫らく楽しんでいたようですが、不注意で落として壊してしまったものを一割程の価格で譲り受け銀で直しました。1720年代に官窯が金沙里に移設されると白磁や染付が中心に焼成され、特に染付はこの窯で本格的に生産が再開されたと言われています。本品はこの時期のもので淡い呉須で六面取り部分に一輪ずつ計六輪の花文が描かれています。白磁は雪白磁と言われるほど白く薄い呉須が良く似合います。面取り線の中は青みをおびており白磁部分との対比も綺麗ですが、経年変化のため白磁部分に時代色が付いていますが中期の金沙里を代表する壺と考えています。その他28-68

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