李朝白磁雨漏り徳利 李朝時代初期
価格 8万円(税込)
口径3.7㎝ 胴径10.2㎝ 高台径5.3㎝ 高さ14.3㎝ 重さ478g 容量430cc。口縁部の作りはシャープで大きく開き.直下で括れ.緩やかに膨らみ.胴下部に最大径が来る安定した作りになっています。やや灰色がかった白磁の総掛けで、高台部の作りと併せ初期独特で高麗時代からの流れを受け継いでいます。口縁部に1ヶ所直しがあり且つ磁貫も見られますが使用に障りはありません。本品の特色は胴部の約二分の一に雨漏りのような滲みが出ていることです。堅く焼成された初期白磁の徳利は中々味が付きませんが、本品は薄桃色と薄茶色・薄黒く変色している部分がありますので、可成りの年月をかけて使用されてきたのでしょう。まだまだ味っこく育つと思いますが、容量430ccもありますので無理をせず、徳利に酒を飲ませるくらいの気持ちになり育ててください。兎に角初期白磁の徳利は明器以外には滅多にお目にかかれませんので、この機会にコレクションにお加えください。用心桐箱に収納されています。その他28-77