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初期伊万里茶碗破片など(26) 9点   江戸時代初期    

価格 8000円(税込)

上左は山辺田古窯の大皿で見込み部の二重円線内が径14.0㎝.底部の厚さが1.0㎝あります(断面にヤンベタの書込みあり)。上右は幅1.0㎝の縁部を有する推定口径22.5㎝の大皿で、大きく開く口縁部は0.3㎝.口縁部から5.2㎝の所で厚さ0.9㎝あります。2段目左も大皿で現存する底部の径は8.0㎝.厚さ0.9㎝です。隣は雷文(花弁文)と鎬手の徳利のように見えますが、徳利とすると可成りの大徳利になります。肌の色は白く上部は反り返っており.鎬文との間の幅1.5㎝程の段差の中に濃呉須で雷文が描かれ.内側にも釉が掛かっています。その下は横線文の下に花文様が描かれた筒茶碗で.口縁部の厚さ0.3㎝・底部の厚さ0.7㎝です。隣の扇文の皿は底径5.3㎝で反り返った口縁部の厚さは0.2㎝.底部は0.8㎝あります。秋草文の底部径は3.8㎝で内部に釉が掛かっていないので小徳利かと思います。鉄釉の碗は掛け分けで内外に鉄釉が斜めに掛けられ透明釉と掛け分けになっていますが全体が解らないのが残念です。断面を見ると厚さは口縁部0.3㎝.底部近くは0.8㎝あります。下左は高台の一部は残っていますが拉げています。胴部に初期特有の描き方で松と竹が表現されており、胴部の大きさ.内部が無釉であることから徳利と思われます。伊24-30

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