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八面取瓢形瓶子(1)   平安時代   

価格 350万円(税別)

口径2.0㎝ 胴径17.5㎝ 底部は平底で底部の明確な範囲は解かりませんが凡そ9.0㎝ 高さ20.5㎝ 重さ407g。収納箱には「台付瓶子 黄根来八面取瓢形」の墨書がありますが、台は桃山時代の盆を合わせたもので時代差がありすぎ本品の品格を損ないますので別売りしました。また、黄根来八面取瓢形瓶子とありますが、根来塗は鎌倉時代(1185~1333年)に紀州根来寺の僧達が寺で使用するために漆器を製作したことが始まりと言われ、黒色と朱色の漆を用いていますので本品とは少し様子に違いがあるように思います。本品は木地の上に黒漆を塗り(底部参照)、更に朱と黄色の混ざったような漆を塗っていますので、橙赤色を呈する赤色塗料として使用されていた鉛丹が使われたのではないかと考えられ、根来塗り以前のもので時代もより遡ると思います。奈良時代には黒漆器が多く作られ.平安時代になると赤(朱)が増えるそうですが、身分によって使う色が決まっており朱は身分の高い人が用いたそうです。さすれば本品は高貴なお方の使用した瓶子(徳利)か或いは内部の木地本体から朽ち始め表面の漆(鉛丹)まで剥落させていることから、永い時間酒を入れて神前に奉げた瓶子ではないかと推察しております。製作されてから600~700年前後で瓶子としての機能を失ったので、室町~桃山時代に細い銅製の筒を入れて一輪挿しの花活けとして再利用したのでしょう。筒の長さは20.9㎝で先端に向かい若干細身に作られ、口縁部径は3.2㎝でラッパ状に開き.一段落ち込んだ穴径は0.9㎝で底部まで18.9㎝.口縁部直下に幅1㎝程の紐を巻き黒漆で補強し.筒部分には1.2㎝前後の間隔で細い円線が刻まれた部分と無文部分が交互に繰り替えされています。昔読んだ骨董本に名のある蒐集家が、「コレクターにとっては平安時代の漆ものは数センチ四方のものが手に入れば上出来だ」と言う意味のことを書いておられたことを思い出しました。本品は朽ちかけてはおりますが、まだまだ堂々とした形.時代の持つ風格は留めております。何方かの手に渡り大事に愛玩されることを期待しております。なお、旧所有者は収納箱に胴部に不明な文字ありと記していますが確認出来ませんでした。

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