彩色向かい天狗絵馬 江戸~明治時代
価格 6000円(税込)
現状で縦10.8㎝ 横14.9㎝ 厚さ0.1㎝ 重さ7gと軽く扇風機の風で飛ばされそうです。上部が欠損しているので本来の大きさは解かりませんが、幔幕の位置からしてほぼ原寸に近いものと考えられます。薄いへぎ板に描かれた赤天狗.白天狗の絵馬ですが、私が住んでいるさいたま市の岩槻区にある有名な「大戸の第六天」でも、昔から向かい天狗の絵馬を出していますが構図が違いますので、本絵馬が何処の神社の絵馬か判断出来ませんが、一般的には「向かい天狗の絵馬」は家内安全・商売繁盛・厄除・安産健康などを願って奉納されたと言われています。粗末な枠取りもなく薄いへぎ板に岩絵の具で描かれているだけで何の装飾もない素朴さが、却って古絵馬ではないかと想像を掻き立てます。壊れそうですので手許にあった 前面ガラスの額に入れてみました。