高麗スプーン（２） 高麗時代
価格 ２５０００円（税込）
長さ２４.２㎝ 高さ３.５㎝ 重さ４３ｇ。所謂「高麗匙」には様々な形があるようですが、共通しているのは手に持つ部分が細く長く、綺麗なＳ字型のラインを描いていることです。大きく波打つラインを持ち、掬う部分は幅が最大で３.２㎝ 長さ約７.０㎝で、先端部分はが尖っていて上を向いています。掬う部分から手に持つ部分（ハンドル）に掛けてやく３.０㎝に亘り２００以上の点刻で文様が施されています。ハンドル部分先端は欠損していて不明ですが、残存部分から推測すると先端から握り部分まで切り込みや線刻の装飾が施されていますが、緑青が出ていて細かい部分が写真で撮りきれないのが残念です。私には（１）（２）とも高麗スプーンに見えますが、コレクター氏によると本品（２）は日本製で「鎌倉時代の仏教儀式に用いたもの」と言うことです。掬う部分に小さな孔が見られます。
