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藍柿右衛門染付芋葉文皿   江戸時代前期   

価格 3万円(税込)

口径14.5㎝ 高台径8.9㎝ 高さ2.6~2.8㎝ 重さ130g。寛文期の皿で口縁部下に薄呉須とやや濃い目の呉須で雲のような連続文を廻し、二重円線で画した見込み部には芋葉文を呉須の濃淡で描いています。磁肌の白さとマッチし魅力的な皿ですが見込み部に小石の噴き出しが見られ、高台内にも大きな薄いニューがありますが、表には抜けておらず指先で弾いても金属音がします。裏文様は染付円線が2本描かれているのみで、高台内には柿右衛門古窯跡の発掘品の中にみられる「嘉」の字の窯印があります。九州陶磁文化館発行の「柴田コレクション(Ⅶ)」の写真番号196と基本的には同手ですが、コレクションの皿は赤と金彩で加色され「嘉」の字の窯印があり、1665~1670年代の製品と記されています。

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