李朝煙管白銅蝙蝠文長煙管 李朝時代後期(19世紀)
価格 4万円(税込)
長さ68.1㎝ 重さ225g。李朝の白銅の煙管は李氏朝鮮王朝時代の両班の人達に愛用され一般階級の人達は持つ事が出来なかった道具のひとつで、近年ではあまりお目にかかる事がなく珍しい道具のひとつです。李朝の煙管は長い物が多く本品も68㎝の長さがあります。大まかに分けると雁首部11.8㎝ 羅宇部分40.8㎝ 吸い口部15.5㎝で、雁首の先端部と吸い口部の半分は円形ですが、大部分は方形でこの方形部分に吉祥文である蝙蝠.花.唐草.虫などの文様が陰刻されていますが、かなり使い込まれていて全体的に擦れて文様が消えかかっている部分があります。蝙蝠は4匹とも羽根を広げて4面に亘って刻まれています。吸い口部から息を吹き込むと火皿から空気が出ますので使用出来ます。因みに両班は煙草を吸うときも煙管を持たず下人が煙管を支えていたそうです。金10-1