古伊万里色絵菊花文蕎麦猪口(191) 江戸時代後期
価格 1万円(税込)
口径8.7㎝ 底径6.8㎝ 高さ6.4㎝ 重さ167g 容量160cc。文様構成はHP「伊万里」の項に紹介しております蕎麦猪口№182(中期)と同文様ですが、本品は後期になります。口縁部に金彩が塗られ、胴部文様は菊葉と菊花のように見えます。濃淡の呉須を主とし緑.朱.薄紫.肌色.黒を使い、呉須の上に金彩を乗せて華やかさを出しています。内部文様は口縁部に四方襷文.見込み部に花文が描かれています。大きさから見て蕎麦や饂飩の汁入れに丁度良い大きさです。白い肌に色絵がマッチした綺麗な猪口で、当時はお大尽か料亭などで使用されたものなのでしょう。農村の名主クラスの蔵からは出てこないお品です。伊21-93