古伊万里白磁猪口 江戸時代中期 柿右衛門手
価格 1万円(税込)
口径6.6㎝ 高台径3.2㎝ 高さ4.7㎝ 重さ59g 容量50cc。柿右衛門手の煎茶碗と考えています。口縁部に明るい鉄釉が塗られ.大きさの割に高台部は深く切り込まれています。口縁部に1㎝程のニユーのようなものがあり内側にも抜けていますが、灯付きのルーペで見ると内外ともに釉が乗っているように見えます。初期伊万里や藍九谷にも本品と同じような大きさの猪口がありますが、煎茶用の碗なのでしょうか。急須に葉茶をいれて上から湯を注いで飲む煎茶は江戸時代中期に黄檗宗万福寺の元僧売茶翁(高遊外)が煎茶の作法を定めたのが煎茶道で、文人茶として文人墨客を中心に広まり様式が確立されていったと言われています。