古銅南瓜形水滴 江戸時代
価格 2万円(税込)
口径3,0㎝ 胴径5,7㎝ 持ち手から注口まで7,5㎝ 高さ4,5㎝(持ち手部頭)重さ265g。胴部を8区画に面取りして膨らみを持たせ、ゴツゴツ感に仕上げ南瓜の感じを上手く表現しています。蓋裏及び内部は黒々としていて水気を含んだ布で擦っても落ちない程にしっかりと付着しており、緑青も見られます。底部中央は窪んでおり「宗雲」と刻んであります。底部の周りは地金の銅が顔を出すほど擦れており永年使用されてきたことが解ります。銅味も良く出ており作りも写実的で魅力ある品です。用心箱には「宗雲造 唐金水滴」の貼り紙があります。因みに南瓜は16世紀後半にもたらされ、各地で栽培される様になるのは18世紀の中頃だそうです。