備前焼大平鉢 江戸時代後期
価格 7万円(税込)
口径48.3㎝ 底径39.5~40.5㎝ 高さ5.5~9.5㎝ 重さ5.5㎏。高さに4㎝程の差があることから解るように底は平らではありません。内部口縁部は二段からなり幅3.2㎝程あり、緩やかな傾斜で見込み部へ落ち込んで行きますが、見込み部の範囲が明確ではないので計測しませんので写真で判断してください。見込み部は赤く発色していますが、略楕円形の黒っぽい痕が外側に9個,内側に7個ありますが重ね焼きの痕でしょうか。見込み部中央に親指で付けた様な痕があります。外側は口縁部下に幅広の沈線が廻り、二段の段差を持って底部へ移行しています。口縁部から底部にかけて9個の牡丹餅状の痕が見られ、底部のほぼ中央部に径27㎝程の白と黒の線が見られますが何を意味しているのでしょうか。木箱に収納されており蓋には「備前焼尺六 大平鉢」の墨書の貼紙があり、箱脇にも同じく「備前焼 尺六 大平鉢」の墨書の貼紙がありますが、此方の方は「鉢平大」と横書きが右側から書かれています。コレクター氏からの譲渡品です。