神前用木彫赤黒漆塗高坏 平安～鎌倉時代
価格 ２０万円（税込）
口径１２.４～１３.０㎝ 高台径７.７～８.１㎝ 高台部の高さ４.３㎝ 総高８.２㎝ 重さ１９５g。側面から見ると高台部に乗っているのは椀のように見え、実際に計測すると椀高は３.９㎝程ありますが、上面から見ると皿形に見え.見込み部から口縁部までの高さは２.５㎝ですので、底部の厚さは１.４㎝の厚作りであることが解かります。高台部の高さは総高の半分以上あり、大きく外側に開く撥形高台です。口縁部から内側は赤漆が塗られ.外側は黒漆が塗られており、塗り直した痕跡は見られません。皿部の中央は漆が取れ木地が出ていますが.周りの汚れは盛りもの神饌の痕でしょうか。口縁部と高台部の縁も擦れて丸みを持っており時代を感じます。
