鉄製太刀(兜)割り 江戸時代 康煕銘あり
価格 44000円(特価4万円)(税込)
刃が付いていない刀形状の鍛鉄製の武具,捕具,護身具で、敵刃の斬撃に耐え相手を殺さずに制圧するためのと道具と言う。長さ41,5㎝ 重さ410g 全体の作りは鉄製(磁石が付く)ですが、頭と縁,切羽,鞘尻には銅が巻いてありその他の部分には革が巻いてあります。勿論鍔と鎺は銅製。革の部分には全面に文様があり、文字が3ヶ所に確認できますが判読は難しい。鞘部分の峰の上部縦長の枠内には五文字あり「如意奴鎧前」と読みました。その下の横長の枠内には「煕康」の文字が見えますが時代的にみて右から読むと考えられますので康煕と読むのだと思います。康煕と言う刀工はおりませんので、中国清朝の康煕年間(1662~1722)と関係があるのでしょうか。それともほかに意味があるのだろうか。鞘尻近くの峰にある縦長の枠内には8文字が刻んである様に見えますが判読出来ません。経年変化による革の擦れや鞘尻の凹み等ありますが保存状態は概ね良好です。