木彫地蔵菩薩立像 鎌倉~南北町時代
価格 20万円(特価15万円)(税込)
像高13.5㎝(後背含) 左手に宝珠を捧げ、右手を与願印としています。光背は金銅製で細かな文様がしっかりと描かれています。連座は手で触れた感じでは先端が尖っており金銅製のような感じを受けまっす。胸飾りは金銅の鎖と青・緑・茶色のガラス玉で当初のものです。前衣の一部は両側が擦れていますが時代物としては許容の範囲でしょう。頭部は真っ黒に煤けていますが、頭部の大きさに比して大きすぎる耳があり時代の深さを感じます。いずれも作られた当初のものであり後世の補修などはありません。大きさから見て念持仏と考えられますが、同時代の木彫立像としては最小クラスの珍しいものと思います。仏5-12