唐津斑釉徳利 江戸時代前7中期
価格 15万円(税込)
口径3,0㎝ 胴径11,0㎝ 高台径6,1㎝ 高さ9,8㎝ 重さ330g 容量320cc。胎土は唐津か.唐津周辺のもので、九州の産と考えられるので唐津としました。口縁部と高台部にソゲが1ヶ所ずつあり、胴上部から中央部に掛けて貫入のような筋が入っています。大小の貫入が見られる所と貫入のない部分とがあり、また場所により薄ピンク色が出ており景色を成しています。斑釉が厚く掛かっている部分は手で触れると解りますが、垂れて高台部から畳付き部まで掛かっている場所もあります。内部まで施釉され、口造りは古伊万里系の日本式で、李朝の盤口状ではありません。高台内は無釉であるのも和物陶器の特徴です。また、油臭さもありませんので徳利として使用可です。大き目な貫入が見られます。用心箱入り。