古伊万里寒中筍掘りの図小猪口(2) 5個 江戸時代後期
価格 65000円(特価5万円)(税込)
口径5,1㎝ 高台径3,9㎝ 高さ5,8㎝ 容量70cc。中国二十四孝の一人である孟宗が、病気の母の欲しがる筍を探して雪の中を歩き回り、とうとう掘り当て母は元気を取り戻したという故事に由来した図柄です。蓑笠を被り蓑合羽を着ていますが脛から下は何も着けず裸足です。慌てて家を飛び出してきたのでしょうか。スコップの様なものを担いでいますが人物の描き方が違うものが3個あります。この手の品は時代の共箱に酢猪口又は刺身猪口と墨書きされていることもあるので、生ものを酢に浸したり刺身の醤油入れなどに使用したり、珍味入れなどにも使用されていた様です。5個並べるとそれぞれに微妙な違いがあり、一つ一つの手作りであることが解ります。買い出し屋さんからの初荷です。