古伊万里蕎麦猪口(15) 江戸時代後期 本物保証

価格 1万円(税込)
口径8.7㎝ 底径6.9㎝ 高さ7.1~7.3㎝ 重さ181g。竹林の中で思考に耽る賢人と読書に夢中な賢人を描いています。見込み部文様は胴部文様の一部である岩に竹文。口縁部内側には竹の塊が6個描かれアクセントになっています。中国の「竹林の七賢」を描いたもので、日本では江戸時代後期の寛政期頃(1789~1801)に流行した絵柄です。竹の葉の塊の描き方を見ても職人の腕の確かさが理解出来ます。竹林の七賢とは中国は三国時代の魏(220~265年)の末期に、河南省北東部一帯の竹林でしばしば集まって清談を行った7人の賢人のことで、阮籍,康,山濤,向秀,劉伶,阮咸,王戎の七人を言い,阮籍が中心であったということです。伊3-1